2009年5月13日水曜日

明治のあんぱんと主役のいない誕生日。

 今日は天然酵母のクラスの日。サンリッチナツールというコモ湖の天然酵母を使って明治時代に作られたであろう「あんぱん」と、見た目でなるほど~と思える「かぐや姫」とネーミングされたパンを作成。


このあんぱんは普通に作るあんぱんと違い、粉は中力粉、バター、砂糖たっぷりの上に通常の二倍のあんこが包まれています。


見た目てきにちょっと焦げ目がついているように見えるのは上に塗った照卵に原因(?)が・・・・
このパンはとにかく材料からもわかるようにとってもやわらかく作業がしにくいのです。上に照りをつけるための卵にも気を使います。


普通全卵を塗るところ卵の黄身だけに水を加えてエッグウォッシュ!なるものをささっと作り・・・刷毛がきっかからないように塗りやすくしてあるんです。


で、そのせいで表面の色がかなり濃くなっているんですよ。
ふ~んという感じでもありますが生地にバターがたっぷり入っているため生地にあまりのびがなくてあんことの間にも空洞がなくとってもいい感じに見えます。意外とさくっとした・・・これはもう和菓子ですね!!

最近、よく飲んでいるジャスミンティーと一緒に頂きま~す。実は連休に体調を壊してからお茶や水の味の感じ方が全く変わってしまっているんです!これってどういうことでしょう!?まあ、体調の方は殆ど良くなりましたが。

においがわからなくなくなったときは軽い脳挫傷の可能性があるらしいのでそんなときは要注意ですよ~~。

さて、次に作ったのが「かぐや姫」なるパン。見た目で確かに!って思います?
かぐや姫が竹の中で見つかった時の情景を思い出してみましょう。


ちょっと着物を左右、合わせたような形に・・・・ううん~竹の子でも良かったかも。と、思いつつかわいい成型になりました。食べ応えのあるミネラルたっぷりのお粉の入ったシンプルパンでした。


さて、夜になり今日は本来なら今年、大学生になっているはずの息子の誕生日。
多分塾で遅くなるとは言っていたものの何もないじゃそっけないし、来年は県外に行ったりと祝ってあげられるかわからないので念のため、準備万端。
「ケーキ買って行こうか?」の主人のメールにケーキを作ろうと思っていた私でしたが「帰りが遅いかもしれないけど一応、お願い。」・・・まあ、案の定夕食の時間になっても帰ってきません。
と、言うことで主役のいないままお食事開始!


あっ、レモンは飾りきりして中央におきましたが、おのおのくし型のレモンを配ったほうが効率的です。レモンが全員好きならばたっぷり掛けるのですけどね。
蓋を取った瞬間にお腹をすかせた人からいっせいに手が伸びます。

結局、遅く帰ってきた主役でした。もういいよ~。なんて言っていたのですが、せっかくだからとケーキのろうそくにもちゃんと火をつけてお祝いしたところ・・・・・な~んだ、やっぱり喜んでいたようでいつもより口が滑らかな息子でした。
http://ping.blogmura.com/xmlrpc/oqmeb74edcmd

にほんブログ村 料理ブログへ
にほんブログ村 料理ブログ パン作りへ