2011年3月31日木曜日

パスタのおさらい会です。

sallyのパスタ教室ではパスタのコースを取って頂くと6回完結のメニュー、パート1~パート3までを作って頂くことができます。 今日はパスタの講師対象の計18回分のパスタメニューのうち、9メニューをおさらいしました。 どのメニューも充実していてパスタにサラダかスープ、簡単なデザートがついてきます。下の写真はパート1に出てくるパスタ、スモークサーモンのクリームソース和え、ボーローニャ風パスタにブロッコリーとお豆のパパロンチーノのようなオイルパスタです。 今回は4人分づつを7名の講師の先生方と手分けして作っていきましたがどれもこれもとても美味しく仕上がりましたよ。
中でも私の一押しのパート1のメニュー、「パパレデッレのボローニャソース」。パスタをお粉から手打ちで作るわけですが生地をなるべく薄く伸ばしてゆで上げた方が私は好きで病みつきになる美味しさです。


勿論、我が家の息子たちの一番リクエストの多いメニューですね。
パート2になるとメインのお肉料理も入ってきますので下の写真のような牛肉のステーキもイタリア風に焼いていきます。
デザートには皆さんお好きな濃いめのコーヒをアイスクリームにかけて頂く大人のお味の「アフォガード」です。
前菜にパスタ。メインのお肉にデザート!!前菜も作り置きできるものばかりなのでこれはパーティーメニューにうってつけですよ! お客様の顔を見てから麺を伸ばしても十分間に合うイタリアン。是非とも手打ちパスタの醍醐味を楽しみましょう!
http://ping.blogmura.com/xmlrpc/oqmeb74edcmdにほんブログ村 料理ブログへにほんブログ村 料理ブログ パン作りへ

2011年3月30日水曜日

大好きなスイートポテトブレッド

sallyのパン教室の日です。今日は師範科に入る前の8回のレッスン、パート4の4回目のメニューです。 メニューのひとつはさつまいもをふかして潰したものを練りこんだスイートポテトブレッド。 これは私も家族も大好きな小型パンで2,3日たってもやわらかく少し焼くとスイートポテトの香りがふんわり漂う甘いテーブルロールです。 さつまいもは土地名産の「五郎島」というさつまいもをふかして練りこむと丁度良い水分と甘さで絶妙のコンビネーションです。形も小型のさつまいもに見立てましたがちょっと五郎島よりもちょっとコロコロしましたね。実際の五郎島は小ぶりでも細長いものなのです。              次のメニューは紅麹でピンク色に色付けした表面がハード系で中身はふわふわの小型パンです。写真ではちょっとわかりにくいですが半分にカットすると何ともかわいい 色合いです。

次に3つ目のパンが焼きあがってきましたよ。コーンミールをたっぷり練りこみ、筒状の鍵付きの型にし っかり仕舞い込んで丸い筒状に焼き上げたコーンミール
ブレッドです。1センチ強にカットして今日はオープンサンドに仕上げましたよ。


ランチでも朝食でもワインのお供でも具材を選べるので色々とバリエーションも広がりますね。


3月も終わりに近づき、受験生をお持ちの親御さんも少しは落ち着かれたでしょうか?


我が家の長男は4月いっぱい大学が休み、5月2日から授業再開のお知らせが来たそうですが早々と被災地から入学、入寮する予定の大学1年生のお世話がとても充実しているようで、この春は帰省はしないそうです。親としてはさみしいような・・・・まあ、せいぜいお世話頑張って!と言うしかありませんね。



http://ping.blogmura.com/xmlrpc/oqmeb74edcmdにほんブログ村 料理ブログへにほんブログ村 料理ブログ パン作りへ

2011年3月28日月曜日

工芸パンもちょっと凝ってきましたよ。

今日の工芸パンの教室ではヨーロッパの小さな村で見かけそうな風車を習いました。 水あめとパン生地を混ぜ合わせ、ココア生地と白生地を作ります。 さて、その生地を編みこんで籠のように編んでいくと・・・・・                編み込み籠を二つにドアを作り 屋根を作り、組立てて行き、今日はここまで。1週間乾かして、風車の羽を1週間後に取り付ければ出来上がりです。     ここまでの作業約3時間。ちょっと手が込んでくると時間掛かりますね~。 他の方の作品です。屋根やドアーの感じを変えるとそれぞれ違った顔になりますね。            

http://ping.blogmura.com/xmlrpc/oqmeb74edcmdにほんブログ村 料理ブログへにほんブログ村 料理ブログ パン作りへ

2011年3月26日土曜日

快晴なのに雪が舞う・・・・季節。

今朝は快晴と思いきや、そとは物凄く寒いのです。春の到来はもう少しですかね~。ゆきが空一面に降り出す中、今日は小松にある石川県では3本指に入ると言われる日本料理店の小松市の「つづら」に伺いました。
小松空港から車で15分とはいうものの、かなり分かりにくい場所にある為、今日は現地の方の案内でスムーズにたどり着くことができたのですが・・・・聞きしにまさる、とても気遣いの行き渡った美味しいお料理と雰囲気の素敵なお店でした。



次回は海外のお客様を真っ先にお連れしようと思うほど、お料理を頂く前から思うくらい和の世界を大切にしてあるたたずまいに関心しきり。このご時世ですから贅沢ではあるのですがこれも今後の活動を広げるためのお勉強の一環です。
先付けは珍しい揚げたての山菜に野セリの白和え。やはり最初に出されるお料理ってこれからだされるお料理を創造させてくれます。山芋のしんじょの次は御酢とお塩を振ったサヨリもとても美味しく、春を感じさせてくれました。


3品に擦りたてのわさびが添えてあり、ピリリと辛いのですが素材がいきていました。くるみの豆腐もこってりではありましたが風味豊か。
今回はお酒は頂かなかったので早いペースでしたが、かなりお腹いっぱいになりましたが締めのもち米ご飯とデザートを頂きます。 
もち米にはわざわざ半分にカットしたグリーンピースが載せてありましたがこれがいい感じに蒸してあり素朴なお味。
デザートのアイスはきな粉がアイスクリームに混ぜ込んでありコクがあってスーと溶けて行く感じ。


小松空港の行きかえりや大事なお客様をお連れになっては如何でしょうか?

http://ping.blogmura.com/xmlrpc/oqmeb74edcmdにほんブログ村 料理ブログへにほんブログ村 料理ブログ パン作りへ

2011年3月25日金曜日

原発くん

最近とくにFACEBOOKで留学生が実際に今思っていることなどを聞いてはびっくりする毎日ですが各国の留学生が帰って行ったあと。帰らずに残った留学生が結構荒れています。


半分以上が帰国したためにこの春企画してあった関西、広島方面の旅行がなくなり、遊ぶ相手が極端に少なくなり、しかも帰国した留学生が
おおいので毎日のように本国の友達からどうして君は帰らないの?とか本人が決心して決めたにも関わらず問われるので残った留学生もかなり動揺しているようです。


そんな折、留学生の間で気に入られているサイトがあったのでちょっと張り付けてみました。

あまり放射能に関してわからない高校生や小学生でも本質はよくわかるように説明しているアニメです。


日本語で英語の字幕版ですがお食事前にはあんまりお勧めしませんので悪しからず・・・・。

ではどうぞ。


http://ping.blogmura.com/xmlrpc/oqmeb74edcmdにほんブログ村 料理ブログへにほんブログ村 料理ブログ パン作りへ

2011年3月24日木曜日

春を呼び起こすケーキ。

パンのコースを卒業するとお楽しみでパンやケーキなど組み合わせたメニューを習う事ができる「すみれ」というコースが10コースあります。

今日はその「すみれ」のコースでもパンやケーキの多いコースを学びました。


今日のメニューは入学式や卒業式あとのお祝いにもぴったりな大きな苺の粒を挟み込んだショートケーキです。



まずは15センチのスポンジケーキを焼き上げてからでなければはじまりませんがハンドミキサーも重くて音の少ないいいものを使ってみると驚くほどスピードアップして作ることができました。


う~んやはり道具も大切です。
もう一品のデザートです。半熟卵、日本でいう温泉たまご風に仕上げていきます。

スプーンですくってみると中から甘~い香りのするパンプティングがでてくるように仕立ててあります。
これは今年のイースターのデザートにいいかも知れませんよ?
まあ、固くなったパンの再利用法とも言えなくもないですが・・・・・とってもおいしい一品となりました。
今日のケーキです。ホールなのでとても食べきれないと思いながら娘と一切れずつカットしたのですが思いのほか軽く、ペロッと食べてしまいそうで怖い!

ホールケーキ、ぜひとも誰かを誘って、ひとの集まるときに春の香りを運びたい一品ですね。
今回でこの「すみれ」のひかりコースは修了です。、
パンをひと通り、パート3まで終わった方ならどなたでもお始めになれますし、普段からよくパンを作られる方ならパート2が終わった時点で両立できます。
ちょっと違う応用バージョン、sallyのホームメイド教室でも始めて頂けます。
今からですと「すみれ」のコースは3コースのうち一つ選んで、4月から始めて頂けますので余裕のある方は始めて見られませんか?



http://ping.blogmura.com/xmlrpc/oqmeb74edcmdにほんブログ村 料理ブログへにほんブログ村 料理ブログ パン作りへ

2011年3月23日水曜日

いち路関西空港へ

とうとう、今日はHannahが帰国する日。駅で今のホストマザーに車で送ってもらって来た彼女は留学生ならではの思い出のピンやストラップがいっぱいついたジャラジャラのジャッケトを着こんでいます。

スラックスは高校の体操着です。楽々でいいですね。あはは!よく見るとズックは高校の体育館シューズで「ハナ」と書いてあります。学校の制服も置いていく留学生も多いので持っていってくれるのはいい思い出がある証拠。後ろ姿がまたすごいことになっていますよ!このうちわ・・・・・何とかならないのかしら?と思いつつ・・・・思わずシャッターを切ります。

普通、日本から海外に行く留学生は海外でその国の国旗や観光地のピンを沢山の国の留学生と交換して帰国してくるのでピンだらけのジャケットで帰国してきますが如何せん、日本に来る留学生が出会う外国人留学生の数ははとても限られているのでピンは少なくプレゼントしてもらったストラップを彼女たちはたくさんつけていくのが通例です。御多分もれず思い出の品々がついています。

海外ではよく日本人の若い子が好む、鍵やバックにジャラジャラストラップをつける習慣があまりなく、携帯電話も日本のようにキラキラに飾り付けるものもあまり売っていないこともあり流行ってはいません。それで留学生たちはプレゼントしてもらったストラップをジャケットにピンの代わりにつけている感じですかね~。


またハンカチも海外では使う事はあまりないのでお土産には向かないようです。ハンカチはよく留学生がいらないって置いていくプレゼントの一つですね~~。だいたいトイレには高校内でさえ手を乾かす機械やペーパーが置いてあるのですから。そうそうご存知かと思いますがよく道端で見かける携帯ティッシュは海外ではありません。ポケットティッシュをお土産に持っていく留学生もいますがそのケースは入れ替えるものが海外では売っていないのでティッシュケースもお土産としてもらっても置いていくアイテムの一つですね~。留学生を預かって最後にホストした家庭でしかあんまりわからないことなのですが留学生は決められた重量しか持ち帰れないので日本で買ったものやプレゼントとしてもらったものをかなり置いていきます。せっかく買った服もアメリカに帰ったら着ないからとポイ捨てです。



せっかく頂いたものですから持ち帰るのが日本人としてのエチケットとして日本人の方は海外でもらったものはお金を出しても持ち帰る人が多いのようなのですが海外からの留学生はまあ~これも置いていくの!?とびっくりする程置いていくのでプレゼントする方も考えて差し上げないと・・・・といつも思ってしまいます。


さてさて、朝早くHannahとわたしは電車に乗り込んで関西空港へ。

19歳と言えども日本滞在7か月。まだまだ日本語や日本の旅行に慣れていない彼女の手助けになればと同行したのですが・・・・ 結構重たい荷物!!途中カートもなくエレベーターを駆使して移動したものの結構ヘロヘロになる位の荷物で私も体力勝負だったりして・・・・・。

とりあえず空港に着いたのでまずは荷物を預けようと思った所・・・・・・まだ手続きを開始していないとの事。2時間あとの開始なのに10数名もう並んではいますがお腹を満たしたい私たちはとりあえず荷物をカートに入れてあらかじめ調べておいた2階にあるタコ焼き屋さんに。
とりあえず今まで我が家に来た留学生はお好み焼き、やきそば、たこ焼きが食べられない子はいませんし・・・・結構皆大好きです。

それにせっかく大阪に来たのですからたこ焼きを食べないとね。最後の日本ですお食事です。



「たこ昌」のたこ焼きセットと写真のはランチ特別焼きそば、たこ焼きセットを注文。Hannahはアメリカでは絶対に食べられない!と1.5人分ペロッと食べていましたよ。
ヨーロッパでは食べられているタコはアメリカやカナダでは殆ど食べるものとは思われていないようですが留学生が皆、好きなのは多分そのソースが決め手なのでしょうね。
ようやく手続き開始30分前に列に並んだ時は50人くらい。あっという間に後ろに何十人もの列になってユナイテッド航空の手続き開始を待っています。
預けられるのは1人でトータル23キロの2個までのスーツケース。
彼女はさらにおじさんにお土産にと日本酒やお土産がぎっしり詰まったバックを2個持ち込みで持っています。
本当にあわただしく荷造りしてあわただしく帰っていく、留学生たち。気を付けて帰ってね~~。彼女の住むバッファローまでは飛行機2回乗り換えてトータル24時間かかるとの事でしたので帰ったらSKYPEで連絡すると言っていましたがきっとついたころはくたくたになっている事でしょう。お疲れさん!
と、ここで終わるはずだったのですが実は大阪からの帰りの電車。京都を過ぎたあたりで電車が強風のためストップ。3時間も電車が動かずに止まっていたのでした。
こんな経験をすると本当に出かけるときには色々と持ち歩くべきだな~と思うのでした。電車でもあってよかったのが「アイマスク」「飴」「ペットボトル」「タオル」「携帯電話の予備充電」。あったらよかったのが「マスク」にちょっとした食べ物。
思いつくとこれに携帯用の救急セットや寝るときに必要な「ビニールピロー」などなどどんな大荷物で出歩かなくてはいけないの?と思ってしまいますがちょっとしたお出かけでも何があるか分からない今日この頃。度が過ぎない程度の備えは日頃から必要ですね。

http://ping.blogmura.com/xmlrpc/oqmeb74edcmdにほんブログ村 料理ブログへにほんブログ村 料理ブログ パン作りへ

2011年3月20日日曜日

Hannahの送別会。

アメリカのお母さんから飛行機のチケットをとったとの連絡でニューヨーク州から来ているHannahが帰国することになりました。それでもなかなかチケットがなくて火曜日の出発という事。チケットが早い日にとれたもう一人のアメリカ留学生のMadyは高校での送別会はしてもらったもののホストファミリーには最後に会えず、ほかの留学生ともあわずに泣きながら昨日帰っていきました。


まだ16歳の高校生なので今帰ってもしばらくすることがないかも・・・・。でも身の安全には代えられませんよね。

そんなこと言われると避難もしないで日常の生活をしている北陸の私たちは何しているのかしら?と思ってしまいます。身の安全は今回の地震、放射能もれには直接には関係なさそうに思えますが。

とりあえず私自身のできることは義捐金、物資の提供、買占めしないこと、被害にあわれた方への励ましの連絡(あまり親しくない方にはもうちょっと時間を置いた方がよいようですが)、ガソリンをあまり使わないこと・・・・・

ガソリンに関しては車を持たない生活1か月。別事情ですが何とかなるものですね~。でもちょっと時間の使い方と買い物の仕方をよくよく考えないともう毎日日常的に車を使った生活をしていたのでかなりのストレスになっています。

それにしてもカナダから去年留学していた子は千羽鶴を折ったり大学で募金活動、FACEBOOKでの金や支援を募ったりとかなり活動的に頑張ってくれています。本当にびっくりしながらもありがたい話ですよね~。

またこの地震を教訓に、もし同じようなことに合ったらどう逃げるかどう連絡をとるかなど、日頃からシュミレーションしたりすることも・・・・私も東京に住んでいるときによく停電や地震には合ったのでよく考えるのですが・・・・することも大事ですね。

さて、急きょ帰国と言ってもあと2日あるHannahは留学期間中には日本には帰らないとの事でしたので二晩あるならと次のホストファミリーであった我が家で送別会はどうかしら?と準備の時間もあまりなかったのですが企画してしまいました。

下の写真、右があさって帰国するHannha.左が1か月前にオーストラリアから来たばかりのEisha。Eishaは今のところの予定では11月頃から来年の2月初めまでに我が家にステイしに来ます。

ホストファミリーの皆さんに手伝って頂き4家族でお料理を持ち寄り・・・・・色とりどりで元気がでそうな食事が並びました。
本当は被災者の方にお届けしたいところですが今回は帰国する留学生のバックにいらっしゃるアメリカやオーストラリアの心配しているご家族の事も考え、安心させるためにも
皆さん頑張ってメニューを考えて・・・ 日本の最後の思い出にと皆さん、新鮮なお刺身やお魚のマリネなどなど日本食のバラエティに富んだ食事を用意してくださいました。
でもお刺身にしても夏に海でご自分で採られたお魚やイカなど一番新鮮な所を冷凍なさっていたものでしたが美味しかったです・・・・Hannahも一つ一つ味見をして日本の最後の思い出の1ページにしてくれたようです。

私はいつもの海鮮寿司屋やタコのマリネなどを用意しましたが、魚や日本食を食べたことのないEishaの為に手打ちパスタのボローニャソース。またデザートにはココナッツのぜんざい、チョコレートフォンデゥを用意。お持たせのロールケーキなどEishaにとってはホームシックにならないくらい好きな食べ物があったようでよかったです。
あさってはHannahに付き添ってだれか空港まで行かなくてはいけないとの事で成田のチケットが取れなかったHannahと一緒に関西空港に行ってくることになりました。
日本語が完全ではない彼女には「大阪わからないのでお願いします!」と言われましたが「実は私も日本語は読めますが大阪はそうね~~USJなら任せてほしいけど関空は行ったことがないのよ!・・・」とはちょっと言えませんでした。
パソコンで必死で空港の見取り図などチェックする私でした。ちょっと無事に搭乗口に送るまで責任重大かも!

http://ping.blogmura.com/xmlrpc/oqmeb74edcmdにほんブログ村 料理ブログへにほんブログ村 料理ブログ パン作りへ

2011年3月17日木曜日

地震から明日で1週間。

未曾有の大災害とはいいますが、体験したことのない地震に、津波。それだけでもう十二分に大変なことになっているのに今度は福島県の原発の爆発、放射能漏れです。


この放射能漏れが見えないだけにかなりの大打撃を増幅しているように思えます。

今度は静岡の地震もあいつで起こり、これは離れて暮らす私たちもかなり大変なことになっていると思わざるをえません。生きていたからよかった!!から先が進まない状況ですよね。

放射能もれがなければこのまま復興の一途を進んでいたはずなのですがまだまだ予断を許さない状況です。

とうとう、今日になってアメリカから来ている留学生も全員避難勧告がでました。昨日まで「私は大丈夫」と言っていたhannahも自分のアメリカのホストクラブから帰国するように言われると帰らないわけにはいきません。

昨日のブログで被災した、ブラジルとアメリカの留学生が被災地に残るという話を書きましたがブラジルはもう半強制的にバスを近くまでチャーターして被災地にいる留学生全員を退去させることを決定したそうです。現地に残るアメリカからの留学生はボランティアとして残ると言って帰国勧告が出ているにも関わらず昨日までは残ると言っていましたが・・・・高校生なのに偉すぎる!!

どうも福島の放射能の被害状況が日本とアメリカでは解釈が違うようでもうアメリカでいうと80キロ以内にはいてはいけないレベル。しかも風に乗ってくるので日本はどこにいても危ないという意識が高いようです。

ついさっき、hannahの飛行機のチケットが取れたとの連絡がきました。頑張って早い便にしようとしたけれど、早くて来週の火曜日、大阪の関西空港からだそうです。

帰国ラッシュでチケットがとりにくいとは聞いていますが本当に外国人は大慌てで(日本を見捨てて・・見限らないで欲しいですが)、日本で言うと大風呂敷を広げてとりあえずの荷物を詰め込んで発って行くようです。

日本という国が小さいだけにそのまま見捨てられないよう早く原発だけは終止符を切って頂かないと日本離れは留まることがないようです。しかも物資までも原発が怖くて届けられもしない状況!!ガソリンがなくて避難もできず物資も届かずという状況もどうしてこんなに時間がかかるのでしょう?。

寄付や連絡はできても原発に関してだけはやはり私たちには祈るしかないのですよね。

そうそう、実は私の市や県でも県の親せきのある方だけに住宅の提供などが始まりましたが、ここで親類がいなくても家を失った高校生を疎開させようという動きが出てきているようです。

それこそ、留学生のように高校生を地元で預かり、落ち着くまで当県の高校へ通わせようという支援です。急場ではとてもいい案だとは思いますがどうなのでしょう?現地の高校生は東北の家族や友人たちと別れてでも疎開したいとはなかなか思わないでしょうが・・・・・。

選択の余地がなくその方が本人もいいのならいくらでも応援する体制は心つもりはできているつもりですが。Hannahも帰国することになってしまうのでお部屋は空いてはいますよ。




http://ping.blogmura.com/xmlrpc/oqmeb74edcmdにほんブログ村 料理ブログへにほんブログ村 料理ブログ パン作りへ