2009年6月30日火曜日

パラーダ?・・・・パラタ。

 今日はパン講師の講習会と夏のパンメニューの実習の日。

作ったのはインドのパン、「パラーダ」とキャラメルシロップを使ったおやつパン「キャラメルバナナ」。

まずはこの「パラーダ」のネーミングですがパラーダというとparada=イタリア語でバス停という意味になってしまいます。

それで本来のこのパンの名前は「パラタ=paratha」のほうが分かりやすいかも知れませんね。

このパラタは特に北インドの人たちが今でも主に朝食に食べる家庭料理で本来はチャパティというパンの生地にいろんな具を挟むかして焼いたもののようです。

インド人のブログによるとhttp://blog.chefhariom.com/?eid=300158ナンの生地でもできるようですね。

本来はアタというふすまも入った小麦粉の全粒粉に水と塩を加えて焼くチャパティというパンのステップアップしたものが「パラタ」で、チャパティーの生地にギー(ghee:インド周辺諸国特有のすましバター)を加えてパイのように折りたたんで作った生地を焼いたものをパラタと呼ぶそうです。

間に野菜などを挟んで食べるのはそのまたステップアップ形で現地ではプレーンが多いようです・・・・・今日はインドのパラタを和風に進化させたものとでも言いましょうか?

作り方は四角に伸ばした生地にグレープシードオイルを塗り、たっぷりのねぎ、シュレッドチーズ、塩を振って巻いたものを・・・・
横にスライスせずに!?縦にカットしてクルクルと巻いていき・・・・・
フライパンで両面焼いて出来上がり!!仕上げにしょうゆマヨネーズとねぎを散らすと・・・・
何ともこおばしい香りの和風パタラの出来上がりです。
簡単なようなのですが実は結構巻くのも大変だったりして・・・・形はさまざま。でも、これは熱々でもすっかり冷めても美味しくいただけますよ!!
次に作ったのがバナナとキャラメルソースを中に包み込んで焼いたパン。
もっちりしていて中のクリームの甘さがいいですね。
バナナの形はすっかり崩れていましたがこれも冷めても意外と美味しいままでした。
今日はお教室では珍しくお勧め商品をランチプレートに載せて!

右端に乗っているのが今日のパラーダをカットしたもの。またデザートがおしゃれでちょっと真似したくなりました。
白いものはクリームチーズです。ワインのお供にもよさそう~~~。
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