パンとお料理を基本にロンドン郊外、Beresford Rd.から始動したおもてなしの心を忘れないために・・帰国した今に何か生かせたらな~と思いつつ日々暮らしている兼業主婦のつたない日記です。
2009年10月31日土曜日
りんご種で作った天然酵母パン!!
晴れて教えることのできる立場にはなるのですが、自分でも色々と実験することが(?)大切なようです。
今日は林檎の果実からとった酵母で種を作ったものでパンを焼いてみました。
なかなか最初は膨らみが悪かったのですが普通2時間一次発酵するところをナント!4時間も発酵。
ようやく納得のいく発酵がみられ、発酵かごで焼く事に。
それがとってもいい感じに焼けたのです。
ほんのり甘い生地は何もつけなくてもものすごく美味しい!!私的には天然酵母では一番好きな味です。
早速白ワインのシャブリを開けていただきましょう!!
りんごのお酒がよかったかも知れませんが・・・・・・・シトロンとかね。
さて、1日にはまた東京本社の社長からの講義があるので色んな酵母が昨日の教室でもすでに用意されていました。
昨日の教室で少しみさせて頂きましたが、人参、ハーブ、パプリカ・・・・丁度今日、庭の菜園に色のつかないパプリカがいくつもできていたので早速酵母を起こすべくビンに入れてみました。
今はまだ泡一つでていませんが4,5日ほどで酵母が出てくるらしいので楽しみに待っていると致しましょう。
2009年10月29日木曜日
ハロウイーン クッキー!
2009年10月23日金曜日
健康パンな紅麹パン。
本来ならまだフランスパンのアレンジなどあるのですが既に以前受けていたので、今日の回で修了です。
今日は以前も使った事のある紅麹の入った大型パンを焼きました。 イチゴのようなものすごく綺麗な色じゃあありませんか?前回は小型パンだったのであまり紅麹の色のよさは感じなかったのですが大型になると流石にインパクトありますね~~。
この紅麹。中国などでは漢方薬の一つとして使われるものなんですよね。
紅麹は古来より発酵食品製造の際に使われてきたもので、中国の漢方書には、「消化を助け、血をよみがえらせる、内臓を強くし胃をスカッとさせる」といった効果があると書かれています。
コレステロールを下げる物質(モナコリン類)や、血圧を正常にする働きを持つ(GABA)等が見つかり、紅麹(紅こうじ)の持つ健康パワーが話題となっています。
http://www.pecall.jp/sapri/s_benikouji.htmhttp://www.saegusayakuhin.co.jp/yumekaiba/benikouji.htm
それならば使わない手はないですね。
輪切りにしてみると娘に言わせると大きなハム?という感じですね
2009年10月14日水曜日
パネフェラーゼ and コンフィズリー
今日はパンの単発講座でヨーロッパで秋の収穫祭で飾られるという「パネフェラーゼ」と、サワーチェリーをふんだんに混ぜ込んだ「コンフィズリー」というとてもリッチで甘いパンを作りました。
本当に不思議な形ですよね。
もう少し乾燥させて壁に飾ったりするのも一計です・・・・本来は飾るもののようですので。
息子なんてヒドイもので、手に取ったと思ったら顔につけてエイリアン!!だとのたまっています。娘のほうはかわいい~~と言って更に美味しい!と、味わって食べておりました。
本来は1530年、イタリアパン職人が最初に砂糖と油脂を入れないパンを作ったのが最初とか。
イタリアの秋のお祭り収穫祭で作って飾ってきたものでイタリア、ミラノの隣町で良く見られるそうなのですが・・・・・本当ですか?って聞きたくなるようなヒトデのような星のような不思議な形ですよね。
色々調べて見ましたが由来は調べ不足でよく分かりません。
分かりましたらまた書き込みしますね。
一緒に作ったのが「コンフィズリー」。そのままではすっぱすぎて美味しくない乾燥サワーチェリーをラム酒に漬けこんだものと甘く煮た栗、細かく刻んだキャラメルがふんだんに入っています。
周りをお砂糖でコーティングしてあるので名前の通り、フランス語で砂糖菓子の総称のconfiserieコンフィズリーとう名前がついています。
『現代欧風菓子の、小麦粉などの焼き菓子を主体としたパティスリー(Patisserie)、糖質が主体となった糖菓であるコンフィズリー(Confiserie)と氷菓であるグラス(Glace)といった大別は、中世の十字軍の東方遠征により図らずも育まれた文化交流によって成立していったとも考えられている。』
フリー百科事典より。
これもまたついつい手が出てしまうくらい甘くて美味しいおやつパンでした。
2009年10月11日日曜日
留学の面接へ。
希望はカナダかアメリカですが選ぶことが出来ません。
たくさんの書類は既に出していたものの、まずはいろんな説明のあと本人の英語の筆記試験。
日本人の学生はしゃべることは出来ないけれど書くのは得意。例にもれず、しゃべるのは遅いけれども多分筆記は大丈夫!と次男は意気揚々と試験会場へ。
その後の両親、息子と一緒の親子面接。面接というものを久々にしたような気がします。そうそう長男の高校受験の時、面接の練習したっけ?
試験官の前で色々と自分で留学を決めた。頑張る。という息子の言葉に耳を傾けましたがなかなかこんな機会でもないと息子の真面目な姿はみられませんよね?と横目で見る私。
私への試験官の質問は息子が行くにあたって不安はないか?との事。
正直それは長男の時よりもちゃんと友達作ってくるか心配です。
でも、試験官曰く長男は上の兄弟を越すことは、いないのでできないが次男はものすごく身近に超えたい超えられる目標があるのできっと成功するものですよ!と、次男にアドバイスしてくれてすっかり次男本人はその気にされて試験を終えることができたのでした。
早いもので夜には合格の連絡があったのでいよいよ次男も1年間の留学決定となりました!
と、同時に私のホストマザー業も更に最低5年間は決定となったのでした・・・・修行の道はまだ続きそうです。
http://ping.blogmura.com/xmlrpc/oqmeb74edcmd
2009年10月10日土曜日
快晴!ドライブ日和です。
本当は家でじっとしていたいというか家でやりたい仕事が山積しているのですがここは明日はそれぞれに留学生以外は予定で外出が決まっている私達としては明日ほっておく代わりに!?今日は頑張ってドライブへとMちゃんを連れ出したのでした。
でも午前中は土砂降りだったというのに快晴です。土砂降りなら家にいる理由もできたのですがこれは行かなくてはいけませんよね?
銭湯も随分来ていなかったので(ずっとジムのお風呂専門だったので)娘が見つけたお風呂上りのコーヒー牛乳の販売機がめずらしいものに見えましたよ~~。
2009年10月8日木曜日
酒種を使って。
あの有名な銀座のあんぱんと同じ種と言いたいところですがちょっと種類が違うようです。
今日の種は乾燥こうじと炊いたご飯。
乾燥こうじはよく冷蔵で売っていつものと違いとても保存が利きやはり作りやすいので重宝されていますよね。そこの炊きたてのご飯を入れて熟成させるといい具合に発酵されパンを作るのに適したぱん種になっていきます。
って書きましたがその工程は途中ご飯や塩をついだりしてホップ種よりはまだ手間が少ないのですがやはり時間が何日もかかります。下の写真は酒の種意外は特別なものを入れずにかごで発酵させて焼いてみたものです。 時間が少し足りなかったのかモチモチ感が多いようですがこれも予熱を使わずに段だんとオーブンの温度を上げて焼き上げる方法で焼き上げます。
次に同じような生地にバターとホワイトチョコをたっぷり混ぜた生地を以前「カヌレ」で使ったプリン型で焼き上げます。
こおばしい焼き色が何とも言えませんが外はカリカリで中はしっとり焼きあがりました。
また、種は途中最後まで発酵させずに水でとかし煮込んでいくと甘すぎない「甘酒」の出来上がりです。
2009年10月7日水曜日
リコッタと生ハムのトルテッリ
メニューは詰め物パスタにイカのサラダ、白いんげんのスープ、ハニーアップルパイです。
メインにはかわいい形の「トルテッリ」を作ります。
イタリアのパスタには詰め物をしたものがたくさんあります。
例えば「ラヴィオリ」「トルテッリーニ」「カルペッレッティ」「アノリーニ」・・・・・と呼ばれ、その形あるいは同じ形でも土地によって呼び方が違うそうです。
その中でも「ラヴィオリ」とは、詰め物をしたある特定のパスタをさす語であってまた、詰め物入りパスタを総合的に指す語でもあります。
今日のパスタの詰め物はとりわけエミリア・ロマーニャ地方あたりでトルテッリと呼ばれる詰め物パスタです。
参考;「小説を食べよう!トルテッリ」http://www.tsuji.ac.jp/hp/dkpo/tabucchi/cook.htm
今日のトルテッリのパスタの形は真四角。8センチの正方形にカットした薄い生地に詰物をのせ、三角に半分に折り曲げます。
中身が茹でているうちにでないように水刷毛を具のぎりぎりまでつけ、しっかりと密着させることが一つのポイント。これは正方形でないとずれてしまうのできっちり計る必要ありです。
大雑把な私にはあまり向かない作業かも!!
この四角のパスタを半分に折り曲げてつくるタイプはローマ方面でよく作られる形です。
そのほかの地方では貝の形や6センチほどの菊型で生地をくりぬいたもののようですよ~~。そして同じように半分に折って、くるっと抱っこちゃん人形のように成型します!!
中身は一番シンプルと言われている「リコッタチーズ」に「パルミジャーノ」「卵」です。茹でたてに溶かしバターを掛けて風味を出すのが美味しさアップの秘訣です。
あっ、リコッタチーズですがこれは脂肪分が少なくほんのり甘い、裏ごしした豆腐のような食感です。
チーズというとカロリーが気になりますが結構イタリアにはカロリーが低いチーズがたくさんあるんですよ~。
因みにリコッタチーズがない場合はカッテージチーズとクリームチーズを半量づつまぜて作る方法。
それからそれもない場合は牛乳500gにレモン1個の絞り汁を入れ、鍋を弱火にかけてかき混ぜていくとおからのようなものが浮かんでくるのでそれをざるに上げ水気をきればリコッタ風チーズが出来上がりますよ!
参考;http://www004.upp.so-net.ne.jp/babezo/tnewpage4.htm
この白いんげんのスープもすっごくおいしかったで~す。
イカは圧力鍋で蒸かす!?のでものすごく旨みが凝縮しています。