パンとお料理を基本にロンドン郊外、Beresford Rd.から始動したおもてなしの心を忘れないために・・帰国した今に何か生かせたらな~と思いつつ日々暮らしている兼業主婦のつたない日記です。
2008年10月21日火曜日
あさりが決めて!?のボンゴレビアンコ
今日は月1のパスタの日。
家族が好きなものだから若い!?頃はよく食べていたこのアサリのスパゲッティー。
スープ仕立てを作ると言うことで楽しみ楽しみ。
先ずは夏野菜の煮込み。
フランス語でいう「ラタトゥーユ」の方がなじみがある呼び名だが今日のはあくまでもイタリアンの読み方で「カポナータ」という名前がついている。
にんにくの香りを効かせて夏野菜から出た水分で蒸し焼き、野菜のうまみを引き出すためにオーブンで焼く。よく聞くラタトゥーユとは違いぐつぐつ煮込むわけではない。
オーブン焼きなので野菜の形がしっかり残っています。
前菜の「クロスティーニ」(伊)。いわゆるカナッペやオープンサンドと呼ばれるもの。
http://ping.blogmura.com/xmlrpc/oqmeb74edcmd
フランスパンにヴァージンオイルを塗り、クリームチーズペーストタイプとマッシュルームをスライスしたものを載せて食べるもの。
クリームチーズタイプは中にアンチョビ、牛乳、レモン汁、こしょうをいれたもの。
マッシュルームタイプには刻んだ玉ねぎとケイパーを入れて混ぜ込んであるがそこに、オリーブオイル、しお、レモン汁に更にスパイスにはタラゴンを入れる。
この、肉にも魚にもあう「タラゴン」は私の中では大好きな三大スパイスの一つ。バターで焼き色をつけたドラムスティックにちらして焼いたり、鳥のもも肉に刷り込んでオーブンで焼くと何とも甘いまろやかな風味が出る。
ローズマリーについで好きな香りだ。このチキンにフランスの粒マスタード「POMMERY」を添えるともう何もなくてもいいくらい満足!
ついでに思い出したので粒マスタードといえば皆さんはどんなマスタードを思いうかばれるのかしら?マイヤーですか?私は何と言ってもフランス製「POMMERY」。陶器でできた容器にコルクの蓋。赤い蝋で封がしてあるものです。
ねっ?どこかで見たことあるでしょう?今度画像も入れますが粒マスタードはソーセージの時に語ればいいですよね。ちょっと思い出したので・・・・。
さてさて、今日のメインの「スパゲッティーボンゴレビアンコ」。
先ずは1,2時間前からあさりの塩抜きをします。あさり料理にはこれが欠かせませんよね!砂が少しでも残っていようものなら今日の料理は×になります。今日は大きめで肉厚のものを使います。
フライパンにオリーブオイルと、とうがらしとにんにくを暖めてあさりを入れます。
ビアンコは白ワインのことなので臭みけしと香りつけ、汁気を加えてアサリの煮汁を出すためにもたっぷり加えます。
スパゲティーの茹で上がり時間が延びないように真横にあさりソースをスタンバイさせて置くのもポイント!
やはりパスタは茹でたてを頂くのが基本ですよね。作る人数が多いときは大きな鍋がとっても必要になってきます。
デザートには最初にスタンバイさせておいた「レモンシャーベット」。
手間でも一度コスモ(フードプロセッサー)で攪拌させておいて食べる直前にさらに空気を入れながら盛り付けます。
美味しかったです。夏にもいいですよね。レモンが入っているので今なら風邪ひき防止?
やはりお料理は準備とタイミングが大切ですよね~~。
パスタの時は何だかいつも大慌てしながら作る私でした。
登録:
投稿 (Atom)