2011年1月27日木曜日

こうじで酵母を起こしましょう。

久しぶりの天然酵母の講師セミナーです。

最近はあまりの寒さにイーストパンばかりでさっさと作るパンばかり作っておりましたが、やはり久しぶりに天然酵母のパンを頂くとほ~んとうに美味しいのでつい、また「こうじ」を1回分購入。

今週末あたり仕込んでみましょう。

さて、今日のこうじの酵母は先生方があらかじめ作られたものですが下のものは1日目の「こうじ」。まだあわもあまり出ていません。 2日目になるとすこーし泡も出てきてかおりも甘い感じです。私はこの時期のこうぼの香りが好きかな~。酸っぱいようなフルーティーな香りです。


3日目になるといわゆる甘酒のような状態。実際にこの種にお砂糖をいれてお湯でゆるませると甘酒になりますよ~。


種も4日目。ようやく苦味も出てきて香りもアルコール臭が出て種の完成です。



さて、先ほどのこうじ、酒種を使ってあんまんを作ります。


今日は同じ生地を蒸したものと焼いたものを作りました。焼いても蒸しても餡を入れるとどちらも捨てがたく・・・・・・こればかりは天然酵母のパンが一番ですね。今日はもう1種。「黒いシンフォニー」というネーミングがついたドライフルーツたっぷりのライ麦パンです。中にはウオールナッツにシナモン、干しブドウ、プルーンなどなど・・・・これってクリスマスに作ったクグロフなどの材料の残りを集めて作ってもいいかも。ライ麦がたっぷり入っていますが意外と初めてのひとでも美味しくいただけそうなお味ですよ。
これはさっそく種つくりしたくなる一品でした。

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フィンランドのパン・・・シナモンロールって!?

今日はフィンランド特集のパン作り、食文化講座に参加。

先日からケーブルTVで「かもめ食堂」を見てからというものシナモンロールが作りたくて仕方がなかった所でだったのですぐに申込んだのです。

皆さんは「かもめ食堂」は観られましたか?フィンランドで日本の定食屋さんを開いた日本女性となんとなく彼女に惹きつけられて一緒に働きだした女性との何となく引き込まれていくほんわかした映画です。主演は小林聡美、片桐はいり、もたいまさこの3人。

ここで見られる食事がとてもリアリティがあって本当に素朴な日本食が食べたくなります。それも勿論なのですがそこで出てくるシナモンロールがとおっても美味しそうなんです。

フィンランドでもコーヒースタンドで手軽に食べられるシナモンロール、楽しみ楽しみ。

さて、お教室でまず作ったのがシナモンロール。

焼き上がりはとてもいい香りが部屋いっぱいに広がります。シナモンとバター、そしてあられ糖ですね。でも残念ながら映画で見たような成形とちょっとだけ違うような感じです。また、現地らしく映画では黒い粒粒、カルダモンが入っていましたよね?カルダモンについては別の機会に。これは是非とも自宅での研究が必要ですね。

さて、今日はまた別のフィンランドのパンの一つ「ハパン・レイパ」。                     

現地ではライムギが80パーセント近く入り、ぺったんこにして焼き上げますがどんなにぺったんこでもナイフやフォークで上下に開き、鰯のオイル漬けやチーズ、野菜を挟んでサンドイッチのようにして食べるそうです。かみしめる毎にライム麦のうま味が感じられて美味しいんですよね~。

でも、大体の日本人はふわふわもっちりパンが好きな人が多いんですよね。ライムギにはまだ慣れてない人がおおいのでという事で今日のレシピはライムギ20パーセント。確かに食べやすいです。一昔前は開いた穴に棒を通して保存したそうですが今では飾りだけだそうです。

下の写真は東京ドーム下にある「ムーミンベーカリー&カフェ ラクーア店」のデコレーションです。このお店はフィンランドのライムギたっぷりのパンやムーミンがテーマのやわらかいパンもたくさん売っていますのでついでのある方は是非。

左のパンは現地のデコレーションの再現

作ってみると麺棒のかけ方でモチモチ感やふんわり感が作り手によって違うみたいですね。 中央を伝統に則ってくりぬいたのであまった円をそのまま焼くとかわいいパンの出来上がり。クリームチーズにオレンジマーマレードなどを挟んでいただきたいです。




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