2009年8月6日木曜日

夏期研修にて。

夏期研修と言っても子供の塾ではありませんよ~。今日はパン夏期研修の後半日。

パンの先生方のためのメニュー見直しの後半と、技術の向上、技術統一が目的の会です。



参加者全員で特に技術的に差が出るものを発酵、成型して出来上がりを見比べます。年に1回の先生対象の検定試験も近いので受ける方は更に真剣にならざるを得ません。

この会には講師になってからは毎年参加するのですが、参加当初の私はドキドキで何だか他の皆さんに見られて評価されるのがイヤでたまらなかったのですよね~~。

が気付いてみると周りの皆さんも積極的に自分の作るものがちゃんと合格点がとれている作品に(?)なっているのか、違うならどこが悪いのかどうすればよかったのかと、お互いに刺激しあえる場ということが気持ちよく、今では夏にかかせない会となりました。


まずは大粒の干しブドウをたっぷり入れたレーズンパンを。見比べてみると少しずつ作り手によって違いますがもう、すぐにどこが悪かったのか、オーブンが原因なのか発酵の仕方なのかとすぐに答えがでます。



なかなか均一にならないのが編みパン。でも慣れてくると八の字型はだいたいいつも同じ形に作れます。簡単そうな小さなものの方が意外に難しいんです。



子供達の大好きな調理パン。

中身を替えるとどんなものもできます。今年から中身も変わりました。



じっくり発酵させるのが大事なブリオッシュ。これは発酵、生地の温度によって美味しくも二度と作らないとまで思わせるくらい違ったものにもなるので温度に気をつけて作ります。

上手くできたブリオッシュほど美味しいものはないと私はできたてのブリオッシュを食べていつも思います。



マーブルココアブレッドは中をカットしないとはっきり見えませんが今回のはココアと白生地のコントラストが上手くいっていつのがサイドの模様でわかります。

均等にくるっと廻ってるでしょう?







多くのファンがいるノアレザン!たっぷりとレーズン、ナッツを入れて・・・・・・。





午前中でこれだけの種類ができました。冷房も効いているので結構腰に疲れが~~~。



午後にはライ麦のイタリアン製法のパンも焼きあがります。
メロンパンは真夏にはあまり作りたくないパンの一種ですが関係なく午後にはどんどん作ります。
今年初めて米粉と黒米もち粉の入ったパンも登場。
今回からドーナツに米粉も入り小ぶりになったもののモチモチ感がまして結構好評でしたよ。


何だか今日は意外と涼しい日とはなりましたが冷房の部屋に缶詰状態だったのでこれはもう今夜はジムに行って暑いお風呂にはいるしかない!!と、急いで家路に向かう私でした。
私は、真夏に暑いお風呂派なのですが皆さんはシャワー派ですか?やぱり夏でもお風呂がいいですよ~。