2010年5月6日木曜日

空色ニョッキにサルティンボッカ。

今日はパスタ講師の勉強会セミナー。

季節のそらまめを使ってニョッキを作ります。そらまめをフードプロセッサーでブーンとマッシュしてお粉と塩を入れて・・・・卵を少~しいれると綺麗な緑の生地が出来上がります。このニョッキ意外と簡単にできるんですよ。生地の模様は・・・・
まきすの上でクルリンっと生地を転がしてそらまめの形を作りたて筋も簡単につくんです。今日のソースは生のホタテ貝をベースに生クリームと牛乳で。


今日のメインはローマの名物料理サルティンボッカ(Saltimbocca alla Romana
ローマのトラットリアなどで必ずメニューにあるこの名前 サルティンボッカ。口の中へ飛び込むという意味をもつこの料理は、いたって簡単にできるので、すぐに食べられるということに由来しています。

またこのお料理のルーツは、ロンバルディア州やエミリアロマーニャ州とか言われていますが、最終形はここローマにおいてできあがったとか。様々な言い伝えがありますが、ローマのトラットリア「レ・ヴェネテ le Venete」が発祥とかも言われている有名なローマの郷土料理です。
ともあれローマを旅するなら食して欲しいサルティンボッカ。ローマを旅したことのある人なら口にした人も少なくないはず。 


イタリアの首都ローマ名物サルティンボッカを食卓でどうぞ!


このメニューの特徴は生ハムとセージ。本来は孔子肉を使いますが今日は牛肉のモモ肉でもステーキ用の薄切り肉を使ったのでさらに手間がかかりません。

肉の上にセージ・・・今日は乾燥したものを使いましたがフレッシュがあればなお香りがたちます。セージが肉全体に乗りどこを切ってもセージの味がするようにし、生ハムを乗せてさっと焼きます。

セージと生ハムとバターソテーする!というスタイルがサルティンボッカの特徴ですが他に海老や白身魚、鶏肉などジューシーな素材でも美味しく出来るそうですよ。我が家ではこちらの素材かな~~。

さて、サラダの方は野菜を同じように薄くスライスしたものをサーモンと一緒にマリネしました。



デザートには「カンノーリ」を作りました。

カンノーロ(: cannolo (単数形)、カンノーリ cannoli (複数形)、シチリア方言:カンノール cannolu (単数形) )は、イタリアペストリー菓子である。カンノーロの発祥地はシチリア島であり、シチリアの菓子の中でももっとも有名なものの一つである。カンノーロは現在では一年中食べられるが、本来は謝肉祭を祝って作られる季節菓子である。イタリア系アメリカ人デザートとしても大変人気が高い
・・・・フリー百科事典より


カンノーロの意味は「小さな筒」という意味で本来は葦の意味ですが今でも家庭内ではパスタ生地を四角に切ってサトウキビの茎を中心にして筒状にして焼いてあるのでそのような名前がついたそうです。
中には本場 イタリアシチリア地方のものに合わせてリコッタチーズを!今回は手作りリコッタチーズにチョコレート、オレンジピールを混ぜ込んで作りましたよ。


本来はイタリア、シチリア地方では羊乳の脂肪分が高くなる冬場に中に詰めるリコッタチーズを作っていたので季節菓子だったようですが今では年中作られています。

イタリアで作られている「カンノーリ」

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%AD・・・・フリー百科事典より



そらまめは季節では今からが旬ですが冷凍でも結構出回っているようですね~。でも、旬の今の時期に是非作ってみたいですね。


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