2009年7月16日木曜日

体験って色々ありますね。

 今日は朝から次男の高校へ留学生3人連れて見学へ。

3人というのはひとりはもう既に1年前からこちらの高校へ通っていて来月帰る事になっているJ君。

彼は慣れたもので戸惑うアメリカシアトルから来たばかりのS君、SJ君を横目に手を振りにっこり皆に笑いかけ、かなりの歓声をうけていました。ちょっとしたスター気取り!?

丁度、3限目からは球技大会だったのですが応援に廻る私達。その代わり自由に生徒と交流できるので結構楽しめたのではないかな?

って私もキャーキャー言われている彼らを見ているのも結構楽しかったりして。

昼前は次男のバレーボールの試合でしたがそれまで留学生を案内していたのが緊張に変わったのかあっさり1回戦で敗北。お互いにちょっと苦笑い。


楽しかった高校見学をあとに今度は伝統工芸の「蒔絵」の体験に。
恥ずかしながら私も最近知ったのですが金で模様を縁取りしてある木製品に、オレンジの漆をのりのように筆で塗り、その上から顔料のような色の粉を上からぱらぱらと蒔く(まく)から蒔絵と言うそうです。
本来は竹の筒から粉をふるのですが初心者は筆で蒔き、漆も本物はすぐにかぶれるので今回は漆に似たものでかぶれない代用品を使いました。
お皿の絵付け同様、かなり真剣に取り組んでいる彼ら。
本当に感心してしまいます。息子達がこれを体験したら果たして同様に頑張れるのでしょうか?
1時間ほどの作業でこんなに素晴らしい作品が出来ました。お花の色の付け具合やグラデゥエーションが綺麗に仕上げる秘訣のようです。
このあと1週間乾かすともう水で洗っても色ははげないそうなのでなかなかいい体験だったのではないでしょうか?

使い方は本来はこの上にお懐紙という紙を置いて抹茶と共に頂く生和菓子を置いてお客さんに出すんだよ。って説明すると「それじゃあ、せっかくの絵が見えないじゃないか」って確かにそうですよね?

でも、「和菓子を食べた後お懐紙を外して初めてこの絵が見える・・・」という日本人の奥ゆかさなんかを説明すると「Fu~N、Trust me!」と言って素敵な絵が下に書いてあるからって彼女に言うか!とか言ってました。・・・・・何とも素直な17歳。


約2時間集中して作業した彼らに同じ建物内の喫茶室で抹茶アイスのご褒美を。ようやくリラックスした彼らでした。新聞の取材がきていたので明日の朝刊に載るそうです。
一人は全部食べていましたが抹茶アイスの好きなS君も流石に小豆のシロップは甘すぎたようです。

小豆の甘さはどうもアメリカ、カナダ人にはハードルが高いようですね。




あっ勿論私も後から迎えに来てくれたもう一人のホストマザーと一緒にご相伴に預かりました~~。


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