大き目のホットプレートで、すべてテーブルの上で作ります。にんにくから炒めて出来上がるまでが皆さんの目の前で作れる事で雰囲気も盛り上がるというもの。
今回はたっぷりのピーマンやパプリカも入れたのですが蒸すだけで全く苦味も残らず小さな子供でも全然OKのようなお味。材料は手持ちのものでもいいのですがやはり欠かせないものが「サフラン」です。
パエリアといえば本場はスペインの漁港!!私も現地の港近くの町で食べた事がありますが、パエリアを出す店は夏とあって野外のテラスで食べられるところがたくさんあることあること。
平たいパエリア専用鍋で提供されるのですがとにかくそ鍋の大きさはとても種類が多く、頼む人数によっては1メートルくらいの鍋でだされたり一人一人色んな種類だったりと、とにかく驚かされます。そしてお米の芯がやはり日本人には気になるところですがどの鍋にも中央にぎざぎざの飾りきりをしたレモンが1個~3個、ボンと乗っていてそれをたっぷり掛けていただきます。
私はその現地のパエリアはとっても気に入ったのですが同行の家族は今ひとつのようでしたね~。
まあ、今日のパエリアはとっても日本人向きでお米も無洗米をつかったものの少し柔らかめ。やっぱり日本人にはこれくらいの固さがいいな~。魚介の旨みが凝縮していてとってもジューシー。
大きなボールになんでもないサラダを盛るだけでとっても豪華に。中には茹でた固めのブロッコリーとおかひじきも入っています。
ドレッシングにはバージンオリーブオイルとハーブソルトのみ。スペイン風のサラダは結構オリーブオイルに合わせてお塩だけどかレモンだけというのが多いですよね。
そして、今日のメインは実は紅茶。「ダージリンのファーストフラッシュ」に合わせてあるのがカシスジャムのタルト、「リンツァートルテ」。
これがもう、もう、しっとりとして美味しかった~~。すぐさま家で作らねば。
今回の紅茶、ダージリンファーストフラッシュについて少しお話しますと・・・紅茶の名前は皆さんご存知とは思いますがそのほとんどが茶葉を摘み取った土地の名前がついています。
ダージリンもインドのあの逆三角形の形の国の北東にある標高2300メートルの高地の街の名前。イギリス人の避暑地でもあるそうです。(行ってみた~い!!)
そして紅茶を摘み取る時期は年に3、4回あり3月~4月頃摘み取られるのがその年初めて摘まれるということでファーストフラッシュ。5月~6月に摘まれるのがセカンドフラッシュ。その後8月~9月はサード・ティー。10月~11月の最終に摘まれて出たものがオータムナルと言われています。
今日の紅茶はそのダージリン地方でも数少ない有機栽培をしているマカイバリ農園で今年一番に摘まれたロットナンバー1の記念すべき茶葉でした。
先日NHKテレビで丁度このマカイバリ農園の特集が放送されていましたが、観られた方いらっしゃるかな?その農園主バナジー氏の神のような存在にちょっと感動していたので更に紅茶の奥深さを感じながら一口の紅茶をしみじみ味わっていた私でした。