今日はパスタの講師セミナー。
メニューは詰め物パスタにイカのサラダ、白いんげんのスープ、ハニーアップルパイです。
メインにはかわいい形の「トルテッリ」を作ります。
イタリアのパスタには詰め物をしたものがたくさんあります。
例えば「ラヴィオリ」「トルテッリーニ」「カルペッレッティ」「アノリーニ」・・・・・と呼ばれ、その形あるいは同じ形でも土地によって呼び方が違うそうです。
その中でも「ラヴィオリ」とは、詰め物をしたある特定のパスタをさす語であってまた、詰め物入りパスタを総合的に指す語でもあります。
今日のパスタの詰め物はとりわけエミリア・ロマーニャ地方あたりでトルテッリと呼ばれる詰め物パスタです。
参考;「小説を食べよう!トルテッリ」http://www.tsuji.ac.jp/hp/dkpo/tabucchi/cook.htm
今日のトルテッリのパスタの形は真四角。8センチの正方形にカットした薄い生地に詰物をのせ、三角に半分に折り曲げます。
中身が茹でているうちにでないように水刷毛を具のぎりぎりまでつけ、しっかりと密着させることが一つのポイント。これは正方形でないとずれてしまうのできっちり計る必要ありです。
大雑把な私にはあまり向かない作業かも!!
この四角のパスタを半分に折り曲げてつくるタイプはローマ方面でよく作られる形です。
そのほかの地方では貝の形や6センチほどの菊型で生地をくりぬいたもののようですよ~~。そして同じように半分に折って、くるっと抱っこちゃん人形のように成型します!!
中身は一番シンプルと言われている「リコッタチーズ」に「パルミジャーノ」「卵」です。茹でたてに溶かしバターを掛けて風味を出すのが美味しさアップの秘訣です。
あっ、リコッタチーズですがこれは脂肪分が少なくほんのり甘い、裏ごしした豆腐のような食感です。
チーズというとカロリーが気になりますが結構イタリアにはカロリーが低いチーズがたくさんあるんですよ~。
因みにリコッタチーズがない場合はカッテージチーズとクリームチーズを半量づつまぜて作る方法。
それからそれもない場合は牛乳500gにレモン1個の絞り汁を入れ、鍋を弱火にかけてかき混ぜていくとおからのようなものが浮かんでくるのでそれをざるに上げ水気をきればリコッタ風チーズが出来上がりますよ!
参考;http://www004.upp.so-net.ne.jp/babezo/tnewpage4.htm
この白いんげんのスープもすっごくおいしかったで~す。
イカは圧力鍋で蒸かす!?のでものすごく旨みが凝縮しています。