2008年11月17日月曜日

紅茶ブレイク。

今日はパンつくりを後回しにして紅茶を楽しむ事に。

ポットにお湯を沸かしてうっすらと湯気が巻き上がりグラッグラッと大きな泡が5,6個出来たところですぐに茶葉の入ったサーバーかポットに入れて蒸らします。

そのときに熱いお湯と茶葉が上手く対流の中で上下することを「ジャンピング」と呼ぶそうですよ。

このジャンピングが上手くいけば美味しいお茶を入れる第1歩が踏めるはずです。

お湯がぬるかったり沸騰しすぎてお湯の中に酸素がないとジャンピングはおこなわれません。・・・と言うことはせっかくの美味しい茶葉を使っても美味しいお茶をいれられるとは限らないって言うことですよね。

お湯の温度は紅茶の場合は必ず90度以上!80度でもジャンピングはするのですが紅茶ならではのいい色が出てきません。
そして紅茶の蒸らし時間は茶葉の大きさによっても違います。
ちょっとわかりにくいのですが左の薄茶色はカモミールティのTパックから(D・・ダスト)、下はスリランカのキャンデイ(BOP・・・ブロークンオレンジペコ)、その右がケニア(CTC・・・丸く製法されたもの)、ニルギリ(BOP)、そして一番上にあるのが中国のキーマン(P・・ペコ)。ペコというのは茶葉の大きさを表します。
これらのクラスは中程度の茶葉の大きさなので3分ぐらい蒸らせばいいでしょう。(この場合カモミールはパックに入っているのでやはり3分)
中国のキーマンはインドのダージリン、スリランカのウバに並んで世界三大紅茶の一つとされていて香りも味もとてもよいのです。せっかくのいい茶葉はより美味しく入れたいですよね~。
今週はプレゼント用にいくつかパンを作って送りたいと思っているのですがちょっと今日は紅茶ブレークで終わりそうです。