2008年8月3日日曜日

なぜか今日は一人で観光。


とにかくよく眠れてよかった。持参の入浴剤の入ったバスタブでゆっくり眠ったせいだろうか。

日曜日。そう、私はそれをあまり気にもせず朝食後にさっそうと出かけた。目的はKings st.のセントローレンス マーケット。途中には素敵なガーデニングの行き届いている公園、リスが飛び交っている小さな庭、映画ででてくるような大きな教会では・・リンゴーン~!・・とまるでシンデレラの結婚式を祝うような鐘の音。日差しは暑いが空気は澄んでいて青空がまぶしい。

と、マーケットに到着してびっくり。そう、日曜日は市場が休みなのです。明日は?と望みをかけて市場入り口にかかっているプレートを見ると明日月曜日もお休み。ノーチャンスである。ガッカリ。

まあ、時間もなくてあまりガイドブックを読んでいなかったのだから仕方ないがトロントではここが一番楽しみだっただけにがっかり。でも、その代わりにマーケットの周りでは日曜市がやっていていわゆるロンドンで言えばCamuden townのような骨董市だ。さっそく入ってみるとあるわあるわどこかで見たことのある食器、飾り物、なんの変哲もないガラクタ達。日本のNoritakeもあったが日本で買うのとさして値段は変わらない。ついつい目が行く食器はすべてEngland製。最近集めている茶器にもなるミルクピッチャーにいくつか目をつけさっそく値切る!結構値切れて満足。カナダ人の伯父さんもまあ仕方ないでしょう!と微笑みながらサンキューと言ってくれたしね。

このあたりのお店やデパートは日曜日のオープンが11時なので少し待ってイートン・センターでとにかく主人があまりにも寒いというので長袖のシャツを探し(いや~とにかく昨晩は寒かったし今朝も涼しい)
寿司コーナーで海苔巻きやカルフォルニ巻きのセットを日本の倍の値段で買い、あとはターキーサンドやスープ、フルーツの盛り合わせを抱えてレジへ。サラダを探したのだがどうも見つからない。

フレッシュジュースはたくさん種類もあったので取り合えずその場で作って飲むが美味しい~。
旅ではどうしてもビタミンが不足するのでこれもフレッシュジュースはありがたい。

午後は主人がどうしても行きたいと言っていたCNタワーへ。世界で一番高いといわれる電波塔へ一人で向かう。もう!主人が急な用事が入ったばかりになんでここまで来なくちゃ行けないの?とはまだこのときは思ってなくて素敵な午後の散歩を楽しみながら旧市庁舎など凄い建物に感動しながらさすがに疲れそうなので地下鉄を利用することにする。
 出発前にバスと地下鉄の共通チケットでもかっておけばよかったのだが改札口前にも自動販売機がひとつある。
まあ、歩いても結構いけるので使わないかな~とどこまでも一律という金額、2,75ドルのコインを透明ボックスにいれ、銀色のレバーを押してはいる。金額はちゃんとチェックしているのだろうか?

とにかくトロントは思いの他、街中がきれいで古いものと新しいものがうまく共存している街だ。地下鉄もロンドンとは比べ物にならないほどきれい!そういえば今朝も清掃車が爆音をだしながら道路を清掃していたっけ。

すぐにCNタワーの最寄り駅ユニオン駅へ。歩く歩道があるはずだがどうも見つからない。まあすぐそこにタワーも見えるし、歩きましょう。

と・・・・!?何だか人が集まっています。チケット売り場では何人もの人がチケットを買わずに帰って来ます。何?と、聞いてみると・・・そう。今日は日曜日。しかも夏休みのハイシーズンなのです。

入り口で待ち時間1時間半。棟の中でさらに上まで行くのに1時間半の待ち時間らしい。
そうよね~。観光地はそうでなくちゃっ!ってホントに?

ここまで来たのだから待ってみましょう。・・・・と、思ってしまったのが間違いだったのか。そのあとじっと耐える3時間に突入してしまったのです。

カップルでいらっしゃるならここの地上351メートル上にある「展望レストラン360」をお薦めします。入ってはいませんが少なくともまったく待たずに最高のパノラマを一望できるのですから!

でも、なんだかんだ言っても人間観察がとてもおもしろくてあんまり退屈はしなかったですね。なにしろ世界中の人種が集まっているかのように実にさまざまな国籍の観光客でにぎわっているのですから。

中でも多分香港人の30代の男性だとおもうのですがとにかくはしゃいで前に行ったり来たりしては家族に前の列の状況を楽しそうに自信満々に知らせてくれて見ていてあきなかったです。
 ターバンを巻いている4人家族。目がくっきりしている美人の10歳の女の子も紫のきれいなターバンを巻いています。あれって自分で巻いているのかな?
 インド人も多かったです。本当に目鼻立ちがくっきりしていて色黒で美人が多いです。でも、どうしてもどの人も同じに見えてしまいます。
 ドイツ系の家族は2歳くらいの赤ちゃんにお菓子を与えながらまるで動物を観察するようにちょっと離れて子どもの行動をじっと見ています。
 実にさまざま。

ここの入り口ではまたセキュリティーチェックが厳しく一人ひとりボックスに入り写真を取られ、何だか消毒のような風が横からビュンビュン出てきます。箱の中に入っている人の顔が良く見えるのですが何だか悪いことをしたあとのような皆一様に緊張していてちょっとしたドラマが見られます。

さて、地上346メートルの屋内展望台。地上342メートルの屋外展望台に到着。

本当に中は東京タワーさながら、もっとスペースは狭いですが窓辺から見た風景は何ともいえないくらい美しかったです!

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