2011年3月17日木曜日

地震から明日で1週間。

未曾有の大災害とはいいますが、体験したことのない地震に、津波。それだけでもう十二分に大変なことになっているのに今度は福島県の原発の爆発、放射能漏れです。


この放射能漏れが見えないだけにかなりの大打撃を増幅しているように思えます。

今度は静岡の地震もあいつで起こり、これは離れて暮らす私たちもかなり大変なことになっていると思わざるをえません。生きていたからよかった!!から先が進まない状況ですよね。

放射能もれがなければこのまま復興の一途を進んでいたはずなのですがまだまだ予断を許さない状況です。

とうとう、今日になってアメリカから来ている留学生も全員避難勧告がでました。昨日まで「私は大丈夫」と言っていたhannahも自分のアメリカのホストクラブから帰国するように言われると帰らないわけにはいきません。

昨日のブログで被災した、ブラジルとアメリカの留学生が被災地に残るという話を書きましたがブラジルはもう半強制的にバスを近くまでチャーターして被災地にいる留学生全員を退去させることを決定したそうです。現地に残るアメリカからの留学生はボランティアとして残ると言って帰国勧告が出ているにも関わらず昨日までは残ると言っていましたが・・・・高校生なのに偉すぎる!!

どうも福島の放射能の被害状況が日本とアメリカでは解釈が違うようでもうアメリカでいうと80キロ以内にはいてはいけないレベル。しかも風に乗ってくるので日本はどこにいても危ないという意識が高いようです。

ついさっき、hannahの飛行機のチケットが取れたとの連絡がきました。頑張って早い便にしようとしたけれど、早くて来週の火曜日、大阪の関西空港からだそうです。

帰国ラッシュでチケットがとりにくいとは聞いていますが本当に外国人は大慌てで(日本を見捨てて・・見限らないで欲しいですが)、日本で言うと大風呂敷を広げてとりあえずの荷物を詰め込んで発って行くようです。

日本という国が小さいだけにそのまま見捨てられないよう早く原発だけは終止符を切って頂かないと日本離れは留まることがないようです。しかも物資までも原発が怖くて届けられもしない状況!!ガソリンがなくて避難もできず物資も届かずという状況もどうしてこんなに時間がかかるのでしょう?。

寄付や連絡はできても原発に関してだけはやはり私たちには祈るしかないのですよね。

そうそう、実は私の市や県でも県の親せきのある方だけに住宅の提供などが始まりましたが、ここで親類がいなくても家を失った高校生を疎開させようという動きが出てきているようです。

それこそ、留学生のように高校生を地元で預かり、落ち着くまで当県の高校へ通わせようという支援です。急場ではとてもいい案だとは思いますがどうなのでしょう?現地の高校生は東北の家族や友人たちと別れてでも疎開したいとはなかなか思わないでしょうが・・・・・。

選択の余地がなくその方が本人もいいのならいくらでも応援する体制は心つもりはできているつもりですが。Hannahも帰国することになってしまうのでお部屋は空いてはいますよ。




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