2011年3月20日日曜日

Hannahの送別会。

アメリカのお母さんから飛行機のチケットをとったとの連絡でニューヨーク州から来ているHannahが帰国することになりました。それでもなかなかチケットがなくて火曜日の出発という事。チケットが早い日にとれたもう一人のアメリカ留学生のMadyは高校での送別会はしてもらったもののホストファミリーには最後に会えず、ほかの留学生ともあわずに泣きながら昨日帰っていきました。


まだ16歳の高校生なので今帰ってもしばらくすることがないかも・・・・。でも身の安全には代えられませんよね。

そんなこと言われると避難もしないで日常の生活をしている北陸の私たちは何しているのかしら?と思ってしまいます。身の安全は今回の地震、放射能もれには直接には関係なさそうに思えますが。

とりあえず私自身のできることは義捐金、物資の提供、買占めしないこと、被害にあわれた方への励ましの連絡(あまり親しくない方にはもうちょっと時間を置いた方がよいようですが)、ガソリンをあまり使わないこと・・・・・

ガソリンに関しては車を持たない生活1か月。別事情ですが何とかなるものですね~。でもちょっと時間の使い方と買い物の仕方をよくよく考えないともう毎日日常的に車を使った生活をしていたのでかなりのストレスになっています。

それにしてもカナダから去年留学していた子は千羽鶴を折ったり大学で募金活動、FACEBOOKでの金や支援を募ったりとかなり活動的に頑張ってくれています。本当にびっくりしながらもありがたい話ですよね~。

またこの地震を教訓に、もし同じようなことに合ったらどう逃げるかどう連絡をとるかなど、日頃からシュミレーションしたりすることも・・・・私も東京に住んでいるときによく停電や地震には合ったのでよく考えるのですが・・・・することも大事ですね。

さて、急きょ帰国と言ってもあと2日あるHannahは留学期間中には日本には帰らないとの事でしたので二晩あるならと次のホストファミリーであった我が家で送別会はどうかしら?と準備の時間もあまりなかったのですが企画してしまいました。

下の写真、右があさって帰国するHannha.左が1か月前にオーストラリアから来たばかりのEisha。Eishaは今のところの予定では11月頃から来年の2月初めまでに我が家にステイしに来ます。

ホストファミリーの皆さんに手伝って頂き4家族でお料理を持ち寄り・・・・・色とりどりで元気がでそうな食事が並びました。
本当は被災者の方にお届けしたいところですが今回は帰国する留学生のバックにいらっしゃるアメリカやオーストラリアの心配しているご家族の事も考え、安心させるためにも
皆さん頑張ってメニューを考えて・・・ 日本の最後の思い出にと皆さん、新鮮なお刺身やお魚のマリネなどなど日本食のバラエティに富んだ食事を用意してくださいました。
でもお刺身にしても夏に海でご自分で採られたお魚やイカなど一番新鮮な所を冷凍なさっていたものでしたが美味しかったです・・・・Hannahも一つ一つ味見をして日本の最後の思い出の1ページにしてくれたようです。

私はいつもの海鮮寿司屋やタコのマリネなどを用意しましたが、魚や日本食を食べたことのないEishaの為に手打ちパスタのボローニャソース。またデザートにはココナッツのぜんざい、チョコレートフォンデゥを用意。お持たせのロールケーキなどEishaにとってはホームシックにならないくらい好きな食べ物があったようでよかったです。
あさってはHannahに付き添ってだれか空港まで行かなくてはいけないとの事で成田のチケットが取れなかったHannahと一緒に関西空港に行ってくることになりました。
日本語が完全ではない彼女には「大阪わからないのでお願いします!」と言われましたが「実は私も日本語は読めますが大阪はそうね~~USJなら任せてほしいけど関空は行ったことがないのよ!・・・」とはちょっと言えませんでした。
パソコンで必死で空港の見取り図などチェックする私でした。ちょっと無事に搭乗口に送るまで責任重大かも!

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