セミナーで作ったロシア料理だという「ガルショーク」。
写真の通り、耐熱の深めのスープ皿にクロワッサン生地と同じようなデニッシュ生地を四角にカットしてきのこのクリームスープを入れて200度で12,3分程焼いたもの。
中央に飾りをつけたいところだが中央近くに少しでも負担をかけると下の写真の如く真ん中がへこんでしまうのでほんの飾り程度でよさそうだ。
飾りと言っても実は前述のクロワッサン生地を切った残りを使ってオリジナルを作っただけなのですが。
ロシア料理の日本での代表料理といえばまずは「ボルシチ」「ピロシキ」「ビーフストロガノフ」そしてこの俗に言う「つぼ焼きシチュー」だと思う。
あ~何だかこの暑い夏に今日は特別冷房の効いた部屋にいると時々出かけたロシア料理「渋谷ロゴスキー」を思い出します。また名物ピロシキが食べたいよ~。
しかしです。ロシア料理をひもといてもこの「ガルショーク」に行き当たらないんです。確かに東京でロシア料理といえば「渋谷ロゴスキー」をはじめ、つぼ焼きシチュー専門店「マトリョーシカ」、などにはメニューにつぼ焼きシチューやきのこパイシチューなどがありますが「チャイカ」「スンガル」などの老舗のメニューにはなさそうです。
又ロシア料理をフリー百貨辞典で調べてみると旧帝政ロシアの宮廷料理から各共和国の民族料理までを含んだ幅広い料理である。しかし、厳密にロシアの料理といえるものはほとんどなく、多くはウクライナやカザフスタンなど他民族の料理であるとか。
(ウィギペディア百貨辞典)http://ja.wikipedia.org/wiki/ãã·ã¢æç
本来のロシア料理はシチ(キャベツスープ)とカーシャ(麦のおかゆ)が庶民の食べ物だったのに対して貴族の食事は当時一皿づつお皿を代えてメニューを順番に出す方式でフランス料理に大いに影響を与えたものだとか。
うう~ん。きっと寒い地方なので暖かいスープやシチューを暖かいまま頂くためにポットにパイのふたをして保温効果を高めたというアイデア料理だったのかも知れませんね。
実はロンドンの「ハロッズデパート」で見つけて買い込んでいた食器があります。
通常ヨーロッパの人は食器は6セット買うのが普通なので6個だけ購入していました。今しばらくは忘れ去られて食器だなの奥底に眠っていましたが思い出して出してきました。
これにはちゃんと蓋があるのですが私が買いに行った日はちょうど売れきれていて素敵なフォルムの蓋は買わずじまいだったのです。
一時期、結構重宝してつぼ焼きシチューは作りましたよ。但し、来客の時に市販の冷凍ピザシートを使ってでしたけど・・・・。
日本でもこの蓋だけって売っているのかしら?