今日は一日目。2回に分けてほぼ18回分のレッスンの総復習とメニュー変更の為のレシピと作り方の確認を午前10時から午後4時半近くまでかかってパンに向き合う日なんです。
外は猛暑でも部屋の中はかなりの冷房がガンガンかかっていますのでうっかり袖なしを着ようものならあっという間に風邪を引きますのでご用心!
いくつかのメニューは省きますが、初級で作る手こねの真髄、「ブレッチェン」の確認です。

下の写真は右がブレッチェン棒を押しすぎて裏まで二つに分かれてしまったもの。左のはちゃんと裏が一つになっているものを分かりやすく裏からの検証です。
オーブンなので裏の焼き目はもう少し小さくてもいいですけどね。何人もで急いで作業するのでたまに出来不出来が出てきます。この研修では色んな先生のやり方や作業の仕方、どんなパンがよくってどんなパンが面白くないパンかを学ぶ機会でもあるので私は結構毎年楽しみにしている研修です。


さて、つぎに検定試験もある「イギリス食パン」。
嬉しい事に私の作ったものがいい例として取り上げて頂けました。とはいうものの流石にほぼ皆さん同じようにいい感じに焼きあがっていますね。


ポイントはパンの型に沿って焼きあがっている四隅です。四隅がぴっちり四角になっているのは発酵のし過ぎで右のように角が少し丸みを帯びている方が中もしっとり、丁度よく釜伸びしているはずです。
正解は右側のパンです。

そして最初の難関、ロールパンです。バターロールなのですが成型は作り手によってかなり違ってきます。
下の二枚の写真の違いは?
