夏のセミナー参加もこれで何回目だろうか。
一年に一回の製法チェックですが数回もするとベテラン講師とそうでない講師との差が歴然です。
それはさておき・・・ 「ブリオッシュ」 。
分かりにくいが手前にある小さいつぶ3つの上にひとつが載っている形が「ブリオッシュ・シュクレ」
丸い形にポンと一個乗せてあるのが「ブリオッシュ・ア・テート」
丸い形で上に乗っていないのが「ブリオッシュ・ムスリーヌ」という名前がついている。
私の記憶では子供の頃、実家の母がブリオッシュが好きで、どこぞから買ってきては美味しいね~と言ってマーマレードをのせて一緒に食べていた。それが大きな丸の上に一個乗っている「ブリオッシュ・ア・テート」だったと思う。その名前の由来は一つの大きな丸が僧侶の服で、ちょっと横に傾いて乗っているのが僧侶の頭に見えるからそう呼ぶらしい。 (僧侶が祈っている姿?)
その頃はどこのお店で買っていたのか、何とも言えないバターの風味がこの上なく美味しかったように記憶している。 ちなみに「・・・シュクレ」はあまーいとか砂糖の意。「・・・ムスリーヌ」はモスリンのような絹とかの意。これは丸めなおして閉じて成型するだけだから成功すれば一番ふわふわするが失敗すると一番はっきり美味しくなくなる形だ。
とにかくバターたっぷりのブリオッシュは何と言っても生地作りで美味しさが180度変わる!生地温が他のパンと比べてかなり低い。仕上げ発酵で生地温をあげてしまった日にはパサパサ!かさかさ!の二度食べたくない味にあるので要注意!
永遠の贅沢なおやつ。「メロンパン」。
このメロンパンは家の子供たちにとって一番作ってほしいパンだそうで最もリクエストが多い。
ご存知の通りメロンパンと言っても本物のメロンが入っている訳ではない。
そういえば私のお気に入りのフルーツ店、「新宿高野」には表面が少し緑っぽくてツルツルしてる皮の中に本物のメロンがたっぷり入っているメロンパンがあるが・・・
どこかのメロンパンのように模様がくっきりはっきりしているものはクッキー生地が硬すぎる出来上がりなのでパンとの一体感がない。ここの製法は模様がなんとなくぼやけているのがいいのだが下のパンとの一体感と口解けのよさが売りかも。
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これもまた学校の購買部の女王・・・・?永遠の憧れのおやつ「コルネ」。
中に入れるクリーム作りが少し面倒なときがあるが、残りもののポテトサラダを詰めてもいいしジャムをぬるだけでもいい。
あ~でもやっぱり生チョコレートの入ったカスタードクリームをたっぷり詰めるのが最高でしょう!
生地を細長く伸ばすのだが写真を見るとちゃんと長さを確かめずに伸ばしすぎたものは5巻きになっている。食感はやはりきっちり35センチに伸ばして4巻きくらいにしたものの方がたっぷりクリームも入り、パンもふわふわしていて美味しいのです。
今日はこのほかミニプルマン(ミニ食パン)と他2種も作った。
セミナーは製法のチェックも大切だが何とも言えず好きですね~。