2010年11月4日木曜日

ペンネをきつね色になるまでひたすら炒めて・・・・

今日は月1回のパスタセミナーの日。


新しいメニューを習います。


今日のパスタは「きつね色のペンネ、きのこソース」


初めて聞いたのですがこのレシピではペンネをひたすら30分間オリーブオイルで茶色くなるまで炒めるんです。え~!!玉ねぎじゃあるまいし!、驚きつつも今日はほかのメンバーが4人もいらっしゃるので交代で弱火でじっくり炒めます。炒めたあとも余熱で色が茶色くなっていきます。

本当にこんなに炒める必要があるの~と思ったのですが・・・・これをさらに茹でたところ!これがなんとも香ばしくコクがあって香りよくゆであがってくるのです。最近では炒め玉ねぎも30分炒めるのをはしょるためにレトルトパックが出てきましたがこれもありかも!?

これはぜひコクのあるソースと合わせたいですね。

そしてメインのようなサラダ「豚肉のケッカソースサラダ仕立て」です。



豚肩ロースをオーブンで焼いただけのさっぱりしたお肉にフレッシュサラダ、そして生トマトのソースをかけていただきます。

このソースの「ケッカ」っていったい・・・・??これもどこからきたネーミングなのか知りたいですが、お教室では主に生トマトとオリーブオイルで和えたソースを日本では一般的に「ケッカ」というそうです。
ちょっと調べてみたのですがなかなかなるほど~と納得のいく説明がつかなかったのですが・・・・

これは自分なりに納得した意味なのですが「ケッカ」はイタリア語に訳すると[checca]と書くらしいのですが俗語で辞書にはなかなか出てきません。どうしてだろう?と調べてみるとローマ地方でういきょう(フェンネル)に並んでcheccaも「おかま」の意味ととらえるそうで熱くもなく冷たくもないどっちつかずのソースなので日本に伝わってきたときに生の冷たいトマトソースを熱いパスタと絡めたものもケッカソースと呼ぶの如くで今日も冷たいトマトとオリーブオイルのソースをサラダにかけて焼きたての熱い豚肉添えていただきましたのでそんな熱くもなく冷やして食べるでもないこのソースをそう呼んでいるんだと納得しておりました。

イタリア人の友人に聞いても確かにケッカソースっていうかもしれないけどなぜだか知らないっと何とも頼りない返事が返ってきましたがそんな地名はあるそうです。

さてさて、解明しない他国の謎はさておいてデザートにはガトーショコラを作りましたよ。


今日は銘々にプリンカップで焼いたので面白い形に膨れ上がり何だか悪魔的な感じがするのですが別に意図したわけではなくこのように不規則に膨れ上がるのがこのケーキの特徴とかで不揃いでも魔法のお粉!粉糖をかけるとほら!何ともかわいらしいデザートの出来上がりです。
中はしっとりしていてモコモコしない美味しいデザートになりました。これに生クリームや季節のフルーツをあしらってもかわいいですね。
さて、お待ちかねのペンネのソースはイタリアの香るキノコ、ボルチーニドライを戻してまったりとした香りを大事にしたキノコとクリームたっぷりの濃厚ソースと絡めてアツアツを頂きます。



2,3年前結構日本ではブームになった熱いオリーブオイルにお野菜をつけていただく「バーニャカウダ」を添えていただきます。

このバーニャカウダにはアンチョビーが入りますがこのアンチョビが曲者。もともとアンチョビーとはヨーロッパや地中海で取れる片口イワシ科のアンチョビーという小魚を三枚おろしにして塩づけして発酵させた保存食でしょっぱくて濃厚なお味。いろいろと日本で購入できるブランドはありますがこれはぜひ「GABAN」の缶を使ってくださいね・・・というのが私の意見。
もともと塩っぽいお魚のオイル漬けですがメーカーによっては好き嫌いがあるかも。「GABAN」の缶にはビンのものより一回り大きめのものが入っていますが香りもちょっと抑え目で食べやすいと思いますよ。4人分だと2回分ですが残ったらサラダにまぶしてもゆでたてのパスタに鷹の爪、にんにくと一緒に和えても美味しいですよ。
アンチョビーを使ったレシピ↓
「Maggi のFeel Good Cooking」より・・・アンチョビーをトマトのみじん切りとほたるいかにレモンをあえて冷製パスタに和えたり、フランスパンににんにくオリーブオイル、トマトと一緒に載せ、トースターで焼いても美味しい!!とありました。・・・・
我が家でもホールコーン、シーチキン、もちろんトマトの水煮に並んでキッチンの食糧保存用パントリーにいつも並んでいます。
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