2010年2月12日金曜日

新宿 東口!!って変わってな~~い。

学生時代によく出かけた新宿日が東口です。新宿と言っても出口によって全く違う顔を見せます。

東口には当時もヒットしていたお昼の番組、「笑っていいとも!」の収録スタジオのあるスタジオ ALTA」が出口から直ぐの所にあるのが有名。出口で待っていると今でも出演者が車を乗り付けてくる姿が見えたりするそうで、お昼近くなると人だかりが出来ます。下の写真↓

そして勿論当時は女性でも一人で歩けた「歌舞伎町」「新宿コマ劇場」「紀伊国屋」なども通いましたが私のお気に入りは「中村屋 本店」でしたね~~。

ここのチキンカレーはちょっと高いけれど辛口でちょっと高級な今まで味わったことのないカレーライス。学生には少し贅沢なお味でしたが好きでしたね~。数種類のラッキョウも美味しかったな~。



でも、何と言っても現在日本で売っているグローブ型の「クリームパン」を考案したのがこの中村屋。


中村屋開業3年目の明治37年(1904年)にシュークリームをヒントに考案したものだそうで同時に今までジャムワッフルしか出ていなかったものにクリームを挟み、クリームワッフルも売り出したのもこのお店。

日本でシュークリームを最初に売り出したのが、東京麹町の洋菓子店 村上開新堂。明治10年に売り出したのが最初だというけれどあまりに高級で庶民の口には入りにくかったそうですがそれでもパンとクリームの組み合わせは当時の栄養補給、脚気予防にとシュークリームとは全く違う意味合いで飛ぶように売れたそうです。

(以下 中村屋の社史「相馬愛蔵 黒光のあゆみ」:参照)

当時の日露戦争やロシア革命により多くのロシア人が日本に亡命。またインテリパン屋を展開していた中村屋はのちにサロンも開き、多くの著名人が行き来しインド人の亡命者を助けたりと様々な食文化が入り込む要素があったようです。インド式のインドカリーライス、ボルシチ、ロシアパン、ロシアチョコ、中華饅頭、月餅。そして伝統のカレーパンも売り出しています。



常時、本店地下の厨房で作っているのでちょっと時間が経っているとはいえ、外はかりっかり!中はふわふわのカレーパンとピロシキパンです。

揚げパンにも色々と種類がありましたよ。
そしてようやくたどり着いたのが元祖クリームパン。どうしてようやくたどりつた・・・・と書いたかと言いますと実は店頭には12時と3時の2回しか並べられません。しかも出た瞬間すぐに売り切れ。

休日は3回出されるようですが・・・・お昼前だったので店頭になかったのですがどうしても食べたくって・・・と言いますと簡単に予約取り置きしてくれました。

下のクリームパンは3時半過ぎにお店にまた舞い戻って
予約したものを購入、ホテルで開けたものです。
3個から箱に入れてくれます。


中のクリームがはみ出ないよいうにスケッパーで4箇所とめてあります。


食べたときはもう2時間程経っていたのですが不思議と中はふっわふわ、中のクリームは確かに素朴な味でしたが空洞もほとんどなくぎっしり入っています。

ん~~~美味しいいいい~~!一度はお試しくださいませ。

ついでに時間があれば右、お隣の地価入り口から入れる「新宿高野」というフルーツ屋さんもお勧め。

知る人ぞ知る、新鮮メロンをそのまま入れたフルーツメロンパンが購入できます。

支店は全国にたくさんありますが地下1階~5階までフルーツサロンやランチビッフェ(ちょっとお高め)、ギフトサロン、ケーキやお菓子のショウウインドウは見ているだけでも時間を忘れてしまいます。

今日はランチあとに神社にお参りに出かけたりと時間もなかったのでまたのお楽しみに・・・・。


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