2008年11月28日金曜日

「焼きピロシキ」と不思議な食感!「カヌレ」

今日は不思議な食感の「カヌレ」と「焼きカレーパン」を習ってきた。

まず、カレーパンは普通揚げたものを想像するが油を塗ってオーブンで焼くとひとてま少なくなり、しかもカロリーが控えめになるので嬉しい!

生地のうちは小さいサイズだったのが発酵することによって2倍ちかく膨らみ、食べ応えありそうなものになった。

寒い冬と言えばロシアの代表的な料理を思い出します。以前も書いたことありますがサワークリームを乗せた「ボルシチ」。ジャムをたっぷり入れた「ロシアンティー」。あつあつご飯に掛けたい「ビーフストロガノフ」が有名ですがやはり外せないのが「ピロシキ」でしょう。「ピロシキ パイ」ともいわれますが、具がたっぷりの方が作りにくいですが美味しいですよね。

そして「カヌレ」です。カヌレって一時期はやったらしいのですが全く私はそれにのっていなくて全く未知の食べ物でした。

これはフランス ボルド地方の修道院で作られていた今に伝わる、とても伝統のあるフランスの地方料理の一つだそうです。もともと修道院で作られていた食べ物なので見た目は決して派手ではなく、それでいて栄養価があり、又お酒もたっぷり入っています。・・・・・と言ってもアルコール分はほとんど抜けてしまっていますが。今はラム酒を使っていますが当時はこっそり作っていたお酒を使用していたのかも。またお粉も当時はとうもろこしの粉を使っていたそうです。

現在はちゃんと「カヌレ協会」なるものがあるらしく、伝統を守りながら製法や材料を限定しているそうです。フランスらしいですね。 決して派手にしてはいけないお菓子ですがフランスと聞くとついついかわいい花柄のお皿に載せたくなります。
更に明るいお皿に盛っても周りが黒いので何だか色が映えます。

切り口は黄色くふわふわしていい香りが立ち込めます。
とにかく不思議な食感です。今日は焼きたての周りがカリカリ、中はふわっふわ状態を頂きましたが本来は冷まして食べるそうなので少しづつ皆で頂きましょう!

ベルの形をした型で焼きます。本来は銅などでできたもっと細長い鈴の形のような型で焼き上げますが手に入りにくいので一応、カヌレ型とされているベルの形をした型を使います。
ねっ?かわいい型でしょう?ゼリーやババロアを入れて冷やし固めてあげたくなります。
次回はこの型を使ってカシスチョコレートケーキを焼いてみようかしら?
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